三代目日記

畳の新調・畳の表替・琉球畳 岡峰畳店
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京都には世界遺産となっている神社仏閣が17あります。
有名なお寺は世界中から観光客が押し寄せ、ゆっくりと静かにお参りする
という雰囲気ではなくなっています。
そこで、個人的におすすめの穴場なお寺を紹介したいと思います。

「泉涌寺」は京都駅の東側に位置するお寺です。
隣には東福寺、一足伸ばすと伏見稲荷大社や三十三間堂などがあり、京都駅から近いエリアです。
皇室ゆかりの菩提寺として有名で、通称 御寺と呼ばれています。
観光客は少なく、手入れの行き届いた広い境内は凜として、厳かです。
山内には9つの寺院があり、ゆっくりと心静かに散策が愉しめます。^ ^









2018年12月2日に訪れた瑠璃光院の写真が整理できたので少しご紹介します。
昨年は10月1日から12月10日まで秋の特別拝観が行われていました。毎年、春と秋に特別拝観を行なっているようです。

車で叡山電鉄 出町柳駅へ向かい、7時半頃到着。八瀬比叡山口駅行きに乗りました。20分程で終点 八瀬比叡山口駅 着。皆、同じ方向へ小走りに進んでいきました。駅前を流れる 高野川 にかかる趣ある橋を渡ると、既に100人程並んでいました。

この日は好天でしたが、山間の朝は寒く、〝防寒対策が必要です!〟
娘と1つのマフラーを2人で巻いてしのぎましたが、厳しい寒さでした。

暫く並び、8時半に入場開始となり、先着順に50人毎に列が進みました。
3番目のグループで進み、300メートル程歩くと、瑠璃光院正門に到着しました。

中の様子は、ネタばらしとなってしまうので控えておきます。
12月2日はやはり、モミジは散り始めており、最高のタイミングではありませんでしたが、その分、そこまで混雑していなかったようです。早起きできる方は是非、最高のタイミングで行ってみて下さい。





建仁寺の側に 紙谷商店 という漬物店があります。
10年ほど前、三十三間堂の側にある 紙谷商店 という漬物店を見つけファンになり度々訪れていました。しかし、近年閉店してしまい、素朴な味の千枚漬けが求められなくなり嘆いていました。
最近になって建仁寺側の紙谷商店を偶然見つけました。
店主さんに三十三間堂のお店の話をすると、それが弟さんのお店だったことが分かりました。
以来、京都で紙谷商店に立ち寄る楽しみが復活しました。
そして、お正月に千枚漬けを送っていただくのが定番になりつつあります。
個人的なおすすめは、千枚漬け、ひの菜、赤かぶ、すぐき です。
季節毎に限定生産なので年中同じ品はありませんが、お近くに行かれる際は、是非お試しください。^ ^









昨年末、俵屋宗達の風神雷神図が有名な建仁寺を訪れました。
京都は紅葉で混み合うので、それを避け12月半ば頃に行ったりします。
最近は、綺麗な着物で観光している中国や台湾の方が増えていますが、着物姿は、すっかり日本人です。着物だと自然と所作が美しくなる気がします。

建仁寺の本坊に入ると風神雷神図のレプリカが迎えてくれました。
レプリカではありますが、本物と見分けがつかない迫力で、ありがたいことに撮影OKなので、ここで皆写真を撮っていました。

京都のお寺は、どのお寺も本当にいい畳が納められており、建仁寺にも美しい黄金色の畳が敷かれていました。
年月を経ても美しい畳表は、織りの均一さ、綿密さと、艶が素晴らしいです。良いものが見れました。^ ^









先日、奥能登 珠洲へ本藁床を仕入に行ってきました。
藁のみで作られた本藁床は畳の床材としては、最高級品で希少な品となっています。
畳に使う藁は、手刈りで稲刈りした丈の長いものが必要です。
機械刈りの藁は短く裁断されるため、丈の長い稲藁の確保が近年、困難になっています。そして、稲藁を圧縮整形し製畳する機械についてもメーカーが生産をやめており、現存の機械を補修しながら使っています。いつまで製造できるか分からない本藁床ですが、絶対に無くしてはならない本物の畳です。
私は稲藁の素朴で心落ち着く香りが好きです。稲藁の香りとい草の香りが合わさって本物の畳の香りが生まれます。弾力や吸湿力も建材床(化学床)では再現できない自然の恵みです。
 
本藁床を積んだ車内は稲藁の香りで満たされて、幸せな帰路でした。^ ^

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